SEOのこれまでの動向をひたすらにウォッチをして、これまでの検索順位の変動をさかのぼれるようにしていこうと思います。
特に2018年に影響が出てきそうな部分にフォーカスして、ご紹介していきます。
定期購読サイトの場合は月額課金で月10件まで無料にすることを推奨(2017年10月公表)
1 か月に 10 件提供する方が、件数の変更がユーザーに及ぼす影響が小さく、件数を柔軟に調整できる
Google では、無料サンプルの数を 1 か月あたり 10 件から始めることを推奨
医療や健康に関連する検索結果のは医師などのプロの投稿が上位表示されるように変更(2017年12月6日)
モバイルファーストインデックスをいよいよ開始(2017年12月19日)
AMP対応ページの拡充は2018年2月までに対応をすべし
2017年11月28日火曜日のグーグル公式ブログによると2018 年 2 月 1 日以降AMPページを通常のサイト同様のないようにすることを求める公表を行いました。ゆえに、AMPページの内容が乏しい場合には、AMPページを表示しない対応を取る可能性があります。AMPでは実装できない動きなどもあり、開発工数の上昇などから対応を先延ばしにしてきたサイトも多いかもしれませんが、今後充実したAMPサイトが増加することにより、AMPを検索順位の要件に含めることも大いに可能性があります。現状
AMP はランキング要素ではなく、AMP に関する掲載順位のポリシーに変更はありません。
という明示がありますが、今後永続的な話ではないと想定されますので、注意が必要です。
※AMPページとは、読み込み速度を最短に抑えるように設計されたページのこと
グーグルのクロール性能がアップしJavaScriptを読み込めるように。AJAX読み込み後ページを用意する必要がなくなる(対応は2018 年の第 2 四半期から)
これまでJavaScriptの読み込みは不十分だったために、JavaScript表示後のページを作成しておく必要がありました。グーグルのクローラーの精度向上によって、クローラー向けのページを作成する必要がなくなります。対応は2018年第2四半期からということですので、今から新設する場合には対応に悩むところですが、影響度が少ないページであれば無理しなくても良いかもしれません。
2018年に向けてできるSEO対応まとめ
- 一部だけでも無料公開
- 専門家による内容
- スマホ対応必須
- AMP対応を充実
- JS対応なんていらない
取り上げませんでしたが、SSL対応は必須です。またフェイクニュースも劣後するようなロジックの修正がなされています。
何れにしても、良いコンテンツを専門的に紹介していくことが、メディアとしてのブランディングになるだけでなく、各本人のブランディングにもつながります。イノベーターズにこの段階で参加いただいた方は情報感度の高い方だと考えられます。誰でも投稿いただけますので、ぜひご自身のノウハウをご提供ください。